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未来を担う人材育成
学校法人浜松海の星学院
浜松聖星高等学校学
校長重信 明利
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21世紀に入り、すでに四半世紀が過ぎようとしています。1970年代初頭にアポロ計画が終了して以来50年間、人類は月はおろかどこの星にも足を踏み入れていません。私たちが子どものころ思い描いていたサイエンスフィクション、月や火星に人類が移住して生活するという光景は今もサイエンスフィクションのままです。宇宙に限らず、私たちは21世紀になれば日常的に自動車が空を飛んだり、海の中を潜ったりできるだろうと勝手に想像していました。一方、子どもの頃の21世紀の空想には地球温暖化もオゾン層破壊もプラスチックゴミが漂う海もありませんでした。結局、地球規模の環境破壊への対応に人類の英知が注がれるあまり、今日まで空想の実現まで手が回らなかったのかもしれません。しかし、そのような中でも飽くなき研究開発の結果、宇宙エレベーターや月面基地の建設など、あと一歩でその実現に至るところまで来ているものもあります。私たちは私たちの手で私たちが思い描いた21世紀の世界を実現できる人材を育成、世界に送り出したいと考えています。