新しい入試改革への対応

日本の大学入試制度は大きく変わろうとしています。これは、2020年度から導入される「高大接続改革」に対応するものです。改革のねらいはズバリ、「社会で活躍できる人材」を育てること。そのために大学側は、知識一辺倒ではなく、思考力・判断力・表現力、主体性・協調性をも併せ持った学生を求めているのです。こうした動きは、本校にとって強力な追い風になると考えています。なぜなら、本校は従来からペーパーテストだけで学力を測るのではなく、表現力や理解力を含めた総合力こそが「真の学力」と捉え、そのための具体的な教育ノウハウを教員全体で共有しているからです。すでに、AO・推薦入試において、本校は確かな実績を残しています。つまり、本校の教育は時代を先取りする先進的なものだった、というわけです。今後も、このような強みを活かして、新時代の入試対策に力を入れてまいります。

本校における入試対策の取り組み

小論文の強化

近年の入試では記述式テストや論文試験が増え、数学においても思考力がなければ解けない問題が増えています。こうした試験に必要なのは読解力や表現力ですが、これらは短期集中では決して身に付くものではありません。そこで本校では、1年生の秋から小論文講座を開講し、3年生前半までの約2年間、毎月の添削指導を実施します。また、現代文の指導で全国的に人気の塾講師による特別講座も予定しています。さらに社会科では、グループで意見を交わし合うアクティブラーニングをさらに進め、個々の生徒が「考え・聴き合い・発言し・まとめる能力」を養います。

アクティブ・ラーニング

先生の講義を一方的に聞くのではなく・自分で発言したり、グループでプレゼンテーションしたりする、インタラクティブ(双方向的)な授業を積極的に行なっています。それによって、新学習指導要領のコアである学力の3要素「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を養い、新しい入試改革に対応してまいります。

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ICT(情報通信技術)教育

電子黒板やタブレット端末の利用に加え、パソコンを使ってゲーム感覚で学ぶことのできる音声付アニメーション教材「すらら(日本e-Learning大賞文部科学大臣賞 受賞)」を今年度より導入し、国語の授業内で実施・活用しています。キャラクターと対話をしながら、基礎から丁寧に学ぶことができるレクチャー・ドリル・テストにより、自分のペースに合わせて学習内容の理解と定着、知識の活用を図ります。個々の学力に応じて問題のレベルが自動で変化する「難易度コントロール」や、解けなかった問題の要因を探る「つまずき診断」によって、効率的に弱点を発見し、何度も繰り返し復習することができます。また、英語と数学の授業の予習復習や、英検・数検等の資格取得対策などの実践的なプログラムもあり、“やる気”に応じて自宅での学習をサポートします。